大洗のアニメの舞台訪れる「聖地巡礼」 外国人観光客にも大人気

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「ガルパン」(茨城県大洗市)放映されたTVアニメで、モデルとなった土地を訪れるファンが多い作品の代表だ。「ガルパン」とは「ガールズ&パンツァー」の略だ。

アニメやマンガ、映画などの作品の舞台やモデルとなった土地を訪問することを「聖地巡礼」というが、聖地巡礼のために日本を訪れる外国人観光客が増えている。

人気作品の舞台となった地域の情報を詳細にまとめたサイトやブログはネット上に複数存在するが、最近では全国の聖地をまとめた「聖地巡礼マップ」なるウェブサービスもできている。Googleストリートビューを使うことで、現地の様子が手に取るように分かる仕組みだ。

大きな経済効果は行政を刺激し、アニメでまちおこしを図る自治体が急増した。「ヒット作品の舞台になれば経済効果が得られる」と、聖地巡礼を視野に入れた作品制作や誘致といった現象も見られるという。

そして今では、この聖地巡礼への関心を高めているのが外国人観光客だ。

観光庁が訪日外国人に「訪日前に期待していたこと」を複数回答で尋ねたところ、6.1%が「映画・アニメ縁の地を訪問」と回答したという(訪日外国人消費動向調査(2014年7‐9月期報告書)。

 6.1%というと大したことのない数字に見えるかもしれないが、2014年の訪日外国人旅行者数が約1341万4000人だから、81万8000人が聖地巡礼に期待して訪日したという計算になる。これは簡単に見過ごせる数字ではない。(ZUU online 編集部)

 また実際に「映画・アニメ縁の地を訪問」した外国人に満足度を尋ねたところ、83.4%が「満足した」と答えている。この結果からは「期待に対して余りある体験ができた」という理由が推測される。それぞれの聖地がやみくもに観光客を呼び込むのではなく、満足できる環境を整えていることの表れではないだろうか。

 最近では、アニメを制作する側がこの聖地巡礼をあてこんでか、実在の自治体・街並みを採用にした作品づくりも盛んになってきている。

 かつては「子どもやオタクが見るもの」と決めつけられがちだったマンガやアニメが、日本の文化として確かに認められ始めている。聖地巡礼を目的に訪れる外国人観光客の増加は、それを証明しているのだろう。

 

ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)|公式サイト

http://girls-und-panzer.jp/